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コラムコーナーとは
 ここコラムコーナーでは岳文会員に自由気ままに何かを綴ってもらっています。
 もしかしたら親しい人の意外な一面や、正反対だと思っていた人との共通点が見つかるかもしれません。
​ 文字を通じて理解や親睦が深まる、そんな場になればいいなと思います。
​ 更新は月1回程度です。
61期広報 

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Column-コラム-

『変化していく岳文会』

 

 みなさん、こんにちは。59期の深井美歩です。

 私は考古学コースに在籍していたのですが、そこでは、「なぜ変化したのか」という問いをよく研究します。ですがこの問いには、正解ではあるが、それ以上の考察ができなくなるため出してはいけない答えがあることを先生から教わったことがあります。それは、「あらゆるものは必ず変化するから」という答えです。歴史を研究すると、この当然の事実をよく実感するそうです。

 

 岳文会で過ごした四年間で私はたくさんの変化を経験しました。春におこる、人の入れ替わりによってもたらされる岳文会自体の大きな変化や立場が変わることによる自分自身の岳文会への関わり方の変化。同じ空間で過ごすことで、きっかけとなる出来事がなくてもいつの間にか話せるようになっていたなどの岳文会内の人間関係における緩やかな変化もありました。

 先輩が卒業するのが悲しくて変化を嫌ったこともあります。ですが、常に何かが変化し一定ではなかったからこそ、この四年間の岳文生活をあんなに参加しても飽きずに楽しむことができたのだと、今では変化というものに感謝をしています。今の岳文会は私が好きになった一年生の時のものとは全く同じであるとは言えませんが、それでも、私は今の岳文会も楽しくて好きな場所であると胸を張って言えます。

 

 「あらゆるものが必ず変化する」と言うのならば、岳文会はいずれ私が知っているのとは全く違うものになる時がくるのかもしれません。この三月に岳文会を卒業する私は、それに口を出すべきではないのでしょう。ですが、その変化を遂げてもなお岳文会が、そこで過ごしている人達に騒々しくも楽しい思い出をもたらしてくれる場所のままであることを願っています。私の大学生活を捧げた大好きな場所を、好きだと言ってくれる人がこれからもいてくれることを私はずっと変わらずに願い続けています。

 

59期 深井